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Author:Teacher Man
英語の講師をしています。現在、受験英語・トイック・英会話を高校生、大学に指導中。


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DATE: CATEGORY:高校教師
いきなり過激なタイトルですが、なんにも怒ってません。

ちょっと偉そうかもしれませんが、自分なりの教育論、書きます。


僕は高校生と身近に接する仕事をしているわけですが、時にそれはどう考えても「叱ってやらにゃあいかんだろう」という場面に遭遇します。

授業中断りもなくカバンから水筒を取り出してお茶を飲み始める子、授業中ひとことの断りもなく席を立って友達とじゃれあう子、目の前でマンガを読み始める子、、

なかなか手ごわいです。

で、叱ります。

この「叱る」という行為。
最初、この仕事を始めたときはとても違和感がありました。

というのも、「自分ごときが、偉そうに人様を叱ったり、それらしい人の道を説く、みたいな真似していいんだろうか?」  

非常に悩みました。今も多少の違和感はあります。

でもこの世の中、みんなそれぞれ、役割を回りもちです。

昔親に世話になったから、今度自分が親になって子どもの世話する。年老いた親の世話をする。

昔英語を教えてもらった素晴らしい先生に出会えたから、今自分が高校生に英語を教えてる。

叱られた思い出(正確には殴られてました、部活で毎日のように)が今ありがたく感じるからこそ、子どもたちを「やっぱり叱る順番」です。もちろん殴っちゃいけないけど。


叱ることひとつですが、結構悩みますね。。



で、叱り方について。

「徹底的に叱ります」 もう本気の本気で。。   誰も近寄れません、きっとその瞬間は僕に。

でも瞬間湯沸かし器のように、一瞬だけ。あとで絶対引きずらないように、フォローも気をつけて。

で、「なぜ今こんなに本気で私は叱っているのか?」
   「それが、憎いからではなく、愛情の表現方法なんだ」 ということもすべて言葉で説明します。

全て言葉で説明する ・・・ とても「臭い」です。昔の「中村雅俊」なみに「臭い」。

でも今の子どもたち、わかるんです。
あまりにも幼少期から「しっかり叱られた経験がない」ということが。
だから僕がはじめて叱った子から、「なにそんなに怒ってんの?」 こんな反論が帰ってくることはザラです。

そんなときはいつもより何倍も気持ちを込めて、詳しく説明して、納得するまで向き合うことになります。簡単には逃がしません(もうカミナリ親父状態ですね)

かつ、みんなの前で叱ります。フェアに「恥をかいてもらいます」。
で、一生忘れないくらい恥ずかしい思いを自分の内面に焼き付けてもらいます。

それを僕のルールとして、全員に周知徹底しています。



職員室に呼び出してネチネチ説教プラス反省文 これは絶対にやらない。
イヤです。そんなの。


今の子どもたちは(というとおじさんっぽいですが)、「脆弱だけど、それはそれは高い自尊心」をもっている子が多いように感じます。
(あくまで現場を一般論化した表現です。もちろん個別にはみんながみんなそうではありません)


なので、明らかに人の道に反することをしたときにはきっちり恥をかいてもらって「羞恥心」を身につけるように仕向けてあげないと、社会人になっても「すぐに折れてしまう、あるいはキレてしまう」  そんな気がします。

「羞恥心」がない、、、といっても子どもたちには責任はありません。
まわりの大人たちがそういう感情を抱く機会をあまりにも与えてこなかったからだと思います。
そこに最大の責任があると思います。


話はサッカー日本代表に移りますが、よくいわれる「決定力不足」。
これは間違いなく日本の教育システムに問題があると、確信しました。学校という空間を経験して。

うちの高校はかなりの強豪校なのですが、「どこかもろい」です。ちょっと試合展開が不利になったくらいで、もう「自己表現(ゴールを貪欲に狙うこと)」ができなくなる。萎縮しているのがよく分かります。


「思い切った自己表現」「のびやかな感性」を大人たちから抑圧されている子どもたち、、、
何とかしてあげたいなと思いながら、学校方針に反した授業をして、、、結構嫌われてるかも(苦笑)


さらに、学校という空間には厳然として、「正解」と「間違い」があります。
正確には、「正解」か「間違い」の2者択一を常に子どもたちに要求しています。



でも社会に一歩出ると、皆さんもよくお分かりのように、幾通りもの答えがあるしそもそも「明らかにやって間違い」なんてこと、そんなにないですよね。

あとで全部、いい経験になりますし。

なんでそんなに「間違い探し」を必死でするのかなあ、学校の先生たちは。

ほんとは自分も楽しくないんじゃないの? と思わず聞いてみたくなるような人もいますね。
正直言って。


すみません、つらつらと自分の教育論を述べてしまいました。
でもいいか、自分のブログだし。


うーん、久しぶりに熱くなってしまいましたねえ(笑)



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テーマ : 教師のお仕事 - ジャンル : 学校・教育

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DATE: CATEGORY:高校教師
先週金曜日、高校の1学期最後の授業でした。

もう期末テストも終わって、生徒たちはリラックスモード。
というかやんちゃクラスはもう授業聞く気がない。明らかに。

なので、イベントしました。たいしたものじゃないですが。

いつもいつも僕が教壇に上がって授業をしている(当たり前といえばそうですが)ので、たまには生徒たちに逆の立場を味わってもらおうと。

僕はひとつ空いてる生徒の席にすわり、みんなにこう言います。

「教壇に上がってなんかひとことしゃべってみたら?」

結構みんな乗ってきました。

「うわー、教壇高い!」「緊張するー!」

とまあ、みんな大喜びです。

みんなひとことと言われても困ったようで、何も言葉が出てきません。
その時ふと思いました。

学校の授業で「スピーチ」の練習するべきだ、と。

会社に入っても、朝礼で一分間スピーチ、結婚式に出ても友達代表スピーチ。
人前で話す練習って、学生のうちにやっといた方がいいよなあ、と感じます。


そのうち、ひとり度胸の据わった男子生徒が「モノマネ」を始めました。
最初に僕のマネをしたんですが、自分で赤面してしまうほど特徴を掴んでる。
「そっくりだー」とクラス全員の意見。

空いてる生徒の席から、「そんなことねーよ!」と一応わたくし反論してみるも惨敗(笑)

日本史の先生・数学の先生・国語の先生・最後には家庭科の女性の先生のマネを次から次へと、
演じます。

みんな大喜びでした。ええ、僕も。

たまには楽しいこともないと、学校生活退屈ですよねえ。



今日の1枚(marchさんと張りあってみる)
DSCI0003 (1)



天童よしみのように、ゆっくり上昇するぞ!(なんのこっちゃ?)
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DATE: CATEGORY:高校教師
高校の授業のはじめにいつも「単語テスト」をやります。


毎回単語本から20個出題。


勉強が苦手な子が多いクラスは、とても覚えて来るどころではありません。
うーん、毎回ほとんどの生徒が正解できて1問か2問か。。。

で、私は考えました。


「とにかく何か書きなさい。そのつづりからイメージできる日本語を考えて、カンでもいいから書きなさい。白紙は許さんよ。」と。


もう、英単語テストではありません。

「とにかく目の前の課題に食い下がれ、自分の頭で考えろ」と。
「失敗を恐れず、自分の意見・声を発信しろ」と。
「黙ってる、何も書かない」これが一番罪だと。

ど根性だめしの世界です。
しかしこれが現実でもあるのです。


で、今日の問題に「heart attack」という語句を日本語に直す問題
がありました。



生徒が口々に言います。
「これはなんとかなる!ぴんときたでーセンセイ。」
とうれしそう。



こっちは「??ほんまにわかっとんのかいな」


で、小テストが終わって採点していると、


「heart attack」 → 「(愛の)告白」と書いている子が何人もいました。

「ハートにアタックか・・・なるほど。」


英単語暗記テストとしては0点。

しかし、彼ら彼女らの想像力テストなら100点満点!

なんともほほえましい思いで採点してました。

イマジネーションの豊かさをもっと正当に評価してやれたら、
どんなに彼らは救われるだろう。。

かわいらしいやつらです。


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DATE: CATEGORY:高校教師
僕は「先生」と呼ばれるのが好きではありません。

誰から?
大人からです。大人同士でこんな会話はいやです。
でも現場では結構あるけれど。



「先生さすがですね、中間テストの生徒の出来。授業が分かりやすいからでしょうね」


「いやいや、先生こそ生徒がみんな慕ってますよ」


「いやあ、先生にはかないませんって」
  
    


  ・・・・・ アホみたい。


「先生」ということば。その響き。
これははっきりいって「麻薬」です。
呼ばれ続けてるとだんだん「自分は偉い人・尊敬されるに値する人」だと思い込んでしまう。
サブリミナル効果絶大です。




ときどき自分の中でヤバイと思う時があります。
偉そうに、綺麗ごとを並べ立てるのは自分の性分じゃないのに
気づくとだんだん「気持ちが横柄」になってる気がする。
ズレてきている。まあ人様にはわからない程度ですが。



とことん現場に密着して、目の前の生徒のニーズ(授業)
に応えることにこだわりたい。



「授業屋」と呼ばれるなら「授業屋」で結構。


生徒たち(特に高校生)は、教壇に立つ人の「綺麗な言葉」ではなく、「どんな行動をしているか・どんな生き様をしているか」を極めて冷静に、シビアに評価している。


大人(内輪)の世界で自己満足してちゃダメ!「先生」と呼ばれる仕事をするかぎり、生徒のほうをしっかり向いて50分の授業に身命を賭する覚悟でやらないと。


教師とは究極のサービス業者。究極のCS(顧客満足)クオリティが求められる。どんな業界にもまして。



うーん、今日はちょっと熱くなってしまいました。

しかし学校(特に中学・高校)という組織は、もう少し考え直したほうがいいことが多いように感じます。
誰が一番不幸って、それはその学校に通う生徒だから。



ここまでの記事は自分を棚に上げての他者批判ではなく、
自分を叱咤するつもりで書いてます。
自分を厳しく戒めるつもりで。





二宮尊徳(金二郎)は晩年こういったそうですね。

「手抜き教師は、なまぐさ坊主以下だ。これから成長する
 子どもたちに悪い影響しか与えない。」と。



40近くなってから就いた仕事ですが、「規格外教師」として
頑張りたいと思っている今日このごろです。


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DATE: CATEGORY:高校教師
いやー、始まりました。高校2年生の授業。

予想通り 「戦闘状態」 です(苦笑)


4月最初の授業で、とある生徒。

生徒:「先生、おなかが痛いからトイレに行っていい?(友達に向かって一瞬ニヤリ)」

私  :「うん、いいよ。保健室に行かなくて大丈夫か?(最初は見て見ぬフリ)」

生徒 :「大丈夫です」



で、トイレに行ったはずが15分、20分たっても帰ってこない。
いよいよ心配になった僕は、トイレに探しに行きました。



が、そこはもぬけの殻。。


で、25分たってようやく戻ってきました

「いやー苦戦しました。」とその生徒。(ニヤリと友達とアイコンタクト)


こっちはその一瞬を見逃しません。

「おい、どこ行ってた?」

「トイレっすよ。(と涼しい顔)」

「で、どこのトイレに行ってた?」

「すぐそこのトイレです。(またまた平然としてる)」

こっちはウラとってます。自信もっていきました。

落としましたよ。雷を。それも特大の。


初めての授業で「譲れない一線」を明示しておかないと、
そのあとずっとクラス運営がうまくいかなくなる。


4月5月は特に、
当たり前の授業態度・マナー・礼儀には「うるさい親父」になってます。
格闘してます。一歩も譲らない。



ただし、高校生の場合、ちゃんと明確に「なぜそれがいけないのか?」を言葉で説明して、理解させた上での「雷」でないと、ただ相手(生徒)の気分を害するだけで、お互いの人間関係も気まずくなってしまう。



ここで英語の授業に話を移します。

単語や熟語や派生語の紹介などの表現形式を並べ立てるだけでなく、

「なぜ?(そうなる)」と「どうやって?(読む・書く・聞く・話す)」をしっかり話してやらないといけない。
でないと、高校生は納得しない。彼らは「自ら深く思考する」ことを求めてる。単に「知識の断片を積み上げる」こと(これはこれで大事ですが)、それだけでは彼らの知的好奇心は満たせないと僕は思う。



納得させる明快な言葉。
いつも即座に出てくればいいけれど、なかなかそれが難しい。

彼らも納得できる言葉、すなわち生き方を模索してる。


でも日々の「格闘」のなかでは、むしろこちらが成長させてもらってると
感じることが多いですね。

厳しいながらも、愛情がちゃんと伝わる、そんな学校の先生に
なりたいと今年も誓う私でありました。


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